「何を食べるか」より先に、「何品の型か」を決めます。 型が決まれば、あとは主菜から順に埋めるだけです。迷いが減るのは選択肢が減るからではなく、決める順番が一本になって戻れなくなるからです。
先に決めるのは型です。一汁三菜/一汁二菜/一汁一菜/メイン+副菜/メインのみの5つで、中身は早見表にまとめました。
型がやっているのは、埋めるべき空欄の並びを吐き出すことだけです。品数は、その並びの長さそのものです。
空欄は先頭から順に埋められ、決まった料理は一覧に足されてから次へ進みます。つまり後の一皿は必ず、先に決まった皿を見て決まる。逆流はしません。
「主菜を先に決めるのは、その日の残りを主菜に対して釣り合わせるため」とコードのコメントにあります。
主食が末尾なのは順番の都合ではありません。パンにするかは主菜が洋食かどうかで決まるので、主菜が判明するまで振れない。
主食203品のうち90品は、親子丼・牛丼・カレーライス・チャーハン・焼きそばのような「単品完結」です。一食まるごとなので、ほかの皿を持つ型では外されます。
主食の空欄を持つ型はどれも二皿以上。枠が無い型では、そもそも主食が選ばれません。つまり単品完結の主食は、どの型でも一度も出てきません。
残る113品は味つきごはん88・洋風の主食20・白ごはん系5。白ごはん系が5品しかないため、ここだけ繰り返してよい例外です。これを使い切ると「まだ使っていない」主食がパンだけになり、焼き魚の横にトーストが出たそうです。
白ごはんを既定にして、変えるのは「主菜が洋食のとき」「炊き込みにしたい日」だけ。ここで使わずに済んだ頭を主菜に回せます。
旬でないものを候補から外すと、2月に候補が空になります。そこで、外さずに点を付けます。
どのくらい旬に寄せるかは割合で指定し、気にしない0/ときどき0.3/半分くらい0.5/多め0.75/できるだけ1.0の5段階。既定は「半分くらい」です。
買い物でも同じです。「今日は旬のものだけ」ではなく「5品のうち2品は旬から」と決める。売り場に負けないのはこちらです。
いちばん重い減点は、同じ日に主役級の食材が重なったときの-70(1回につき、最大3回まで)です。旬の合致+35と旬の食材ボーナスを足すとおよそ50になるため、それを上回らないと同じ夏野菜の皿が2つ並ぶのを止められないからだそうです。主役級かどうかは、調味料でなく80g以上使うかで判定されます。
冷蔵庫のメモに書くのは料理名ではなく「昨日=鶏/一昨日=魚」で十分です。それだけで三日続けて鶏、という失敗はほぼ消えます。
今日の体力に合う行を1行選ぶ。決めるのはそこまでです。
| 型 | 品数 | 内訳 | 献立表の読み順 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 一汁三菜 | 5品 | 主菜1・副菜2・汁物1・主食1 | 「主食・汁物・主菜・副菜2品」 | アプリの既定値。埋める順は 主菜→副菜→副菜→汁物→主食 |
| 一汁二菜 | 4品 | 主菜1・副菜1・汁物1・主食1 | 「主食・汁物・主菜・副菜1品」 | 埋める順は 主菜→副菜→汁物→主食 |
| 一汁一菜 | 3品 | 主菜1・汁物1・主食1 | 「主食・汁物・主菜」 | 副菜の枠が無い。埋める順は 主菜→汁物→主食 |
| メイン+副菜 | 2品 | 主菜1・副菜1 | 「主菜・副菜1品」 | 主食の枠が無いので、白ごはんやパンの比率設定はこの型では出番が無い |
| メインのみ | 1品 | 主菜1 | 「主菜1品だけ」 | 唯一の一皿型。主食の枠が無いので、丼や麺(単品完結)はこの型でも使われない——単品完結の主食はどの型でも選ばれない |
| (参考)役割ごとの収録数 | 主菜597・副菜486・汁物214・主食203 | 主食は「単品完結」90品を複数皿の型で常時除外→実質113品 | 内訳は味つきごはん88・洋風の主食20・白ごはん系5 | 白ごはん系5品=白ごはん/麦ごはん/雑穀ごはん/玄米ごはん/玄米と押し麦のごはん。ここだけ繰り返し可 |
型を選ぶ、主菜を決める、あとは主菜に釣り合わせる。この一本道を毎日通れば、10分かかっていた場面は数十秒で終わります。